自己啓発がうまくいかない2つの大きな理由

なかなか思うようにならない自分を変えたいと思って、自己啓発書を読んだり、セミナーに参加したり、カウンセリングを受けたりすると、その時には、とても前向きな気持ちになれるけど、少し時間が経つと、簡単に元の自分に戻ってしまいますよね。

 

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自己啓発がうまくいかないのは、なぜでしょうか?

 

私は大きな理由が2つあると思っています。

 

1、自分の意志の力だけで、自分の考え方を変えようとしているから、大きなムリがある。

 

そこには、「自分のものの考え方というのは、自分が変えようと思えば、簡単に変えられるはずだ」という間違った思い込みがあります。

 

実際には、そんなに簡単ではありません。

 

私たちは普段、自分の頭(顕在意識)で、いろんなことを、あれこれと一生懸命に考えていますが、大抵の場合には、無意識の内に、自分の潜在意識の中に蓄積されているイメージに沿ったものの考え方をしています。 

 

(潜在意識に蓄積されたイメージというのは、生まれていから今までの、いろいろな体験や経験によって、自分の潜在意識の中に蓄積された全てのイメージのことです。)

 

ですから、自分の潜在意識の中に、プラスのイメージがたくさん蓄積されている人は、無意識の内に自然とポジティブな考え方をすることが出来ますが、自分の潜在意識の中に、マイナスのイメージがたくさん蓄積されている人は、無意識の内に自然とネガティブな考え方をしてしまいます。

 

ネガティブな考え方をすることが多い人が、ポジティブになりたいと思って、自己啓発書を読んだり、セミナーに参加したりすると、その時には、すごく前向きな気持ちになるけれど、少し時間が経つと、簡単に元に戻ってしまうのは、潜在意識の中にマイナスのイメージがたくさん蓄積されているという点は、何も改善されていないからです。

 

潜在意識の状態を改善しないまま、自分の意志の力だけで「こういう考え方をしよう」と思っても、まずうまくはいきませんし、一時的にうまくいったとしても、長続きはしません。

 

そのため、自分の意志の力だけで自分を変えようとするような自己啓発では、内面から本当に自分を変えることが出来ません。

 

2.習慣になるまで続けられない。

 

「 自分を変える」というとすごく抽象的ですが、もう少し具体的に言えば、自分の「考え方の習慣」または「行動の習慣」を変えるということに他なりません。

 

変えるというより、新しい「考え方の習慣」「行動の習慣」を身につけると言ってもいいかもしれません。

 

いずれにしても、一朝一夕で習慣化できるものではなく、自分の習慣にするためには、ある程度の日にちがかかります。

 

ですから、続けるということが必要です。

 

「継続は力なり」と言われますし、本当にその通りなのですが、現時点でいろんなことがうまくいっていない人というのは、例外なく、続けるということがものすごく苦手です。

 

少しやってうまくいかないと、「やっぱりダメか」という気持ちになって、簡単に諦めてしまいます。

 

これでは、どんなに素晴らしい方法であったとしても、うまくいくはずがありません。

 

例えば、自分を変えるために、自分を褒め続けるといういことは、ものすごく効果的です。

 

具体例:

 https://amakazusan.net/archives/3344

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こんなに簡単な方法で自分を変えることが出来ます。

 

でも、多くの人は、成果が出るまで続けることが出来ません。

 

続けることが出来なくなってしまうのは、特に真面目タイプの人に多いのですが、

 

(1)完璧な取り組みをしなければいけないという意識で、頑張りすぎてしまい、心が大きな負担を感じるようになって、続けられなくなってしまう。

 

(2)少しやって成果が出ないだけで、焦る気持ちや、疑心暗鬼な気持ちが強くなってしまい、続けられなくなってしまう。

 

こういったことで続けられなくなってしまいます。

 

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では、どうすれば、自己啓発がうまくいくのか?

 

 

1.自分の意志の力だけで自分を変えることは不可能ということを理解し、自分の潜在意識の状態を浄化・改善することが出来るような方法で取り組む。

 

2.どんな方法で取り組むにしても、続けるということが絶対に必要で、続けるためには、「頑張りすぎない、ムリをしない、自分が楽にやれるペースで続ける」ということが大事だということをしっかり理解して、ムリのないペースで取り組む。

 

以上の二点をしっかりと意識しておけば、自己啓発がうまくいく可能性が、かなり高くなります。

 

成果の出ない上滑りな自己啓発を繰り返すのは終わりにして、内面から本当に自分を変えて、一度きりの人生を充実した楽しいものにしましょう。

 

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 (参考サイト)

なぜ自己啓発書を読んでもうまくいかないのか?

 デール・カーネギーの『道は開ける』、松下幸之助の『道をひらく』、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』、スティーブン・R・コヴィーの『七つの習慣』、スティーブン・ピレジーの『チーズはどこへ消えた?』、デイル・ドーテンの『仕事は楽しいかね?』……世の中には、さまざまな自己啓発書があります。大富豪や実業家といった成功者の自伝。成功者を研究して体系化した成功哲学。冴えない主人公が成功哲学をマスターするまでを描いた物語。

 とくに昨今は自己啓発ブームです。片付け、ストレッチ、筋トレなどの切り口でも自己啓発書が出版されています。ひょっとしたら、あなたも読んだことがあるかもしれません。

 自己啓発書は著者が成功者だけあって、自論をわかりやすく、理路整然と説明してくれます。おかげで読んでいる間は「なるほどなるほど」と理解できますが、では、そのあと内容を自分の生活に反映できたでしょうか?

 多くの場合は、残念ながらそうならず「読んだだけ」「タメになる話を聞いただけ」で終わってしまいます。一か月も経つと読んだ内容がかすみ、一年過ぎたらブックオフ行きも珍しくありません。

 そんな風に自己啓発書を生かせないタイプにはある特徴があります。彼らは「どうすればいいのか?」という方法論を求めているのです。

『つまり、どうすれば成功できるんだ? それを手っ取り早く教えてくれよ』

 そう考えて方法論に注目してしまうと、自己啓発書はどれも同じことが書いてあるだけに見えてきます。それもそのはず、人間が成功するには『目標設定』『時間管理』『他者への奉仕』の徹底くらいしかありません。 

 

自己啓発本を読んでもうまくいかない理由、うまくいくには?

自己啓発本っていうと、もう一時の精神安定剤みたいに扱われているよね。自己啓発本のイメージも
・怪しい
・意味ない
・意識高い
・宗教
・続かない
のようにネガティブな意見があるからね。
もしさ、自己啓発本を読んで、多くの人がうまくいけばさ、社会的ツールとして認められるはずなんだよ。
だって、自己啓発本って1冊1000円くらいでしょ。それで人生変わるんだから。
でも、義務教育に自己啓発って科目はないよね?
自己啓発本がなぜベストセラーになっちゃうかといと、それは、読後感をすごく心地良くするから。本を読んだ後の心を心地よくするってことは、本としてはハイクオリティである証の一つだからね。
だから、口コミもしちゃうわけさ。
ただね、大事なことを一つ。
世の中で成功している人、特に日本人の成功者の場合は、成功して後で、よくよく振り返ると、自己啓発本で言っているようなことを自然に実践していたという感じなの!
これはね、つまり、自分自信で独自に自己啓発を身に付けていったってことなの。
そう考えると、そもそも、自己啓発を身に付けるには、自己啓発本を読むよりも先にしなくちゃいけないことがあるってことだね。

 

自己啓発がうまくいかない人の6つの理由(その⑥)

 

自己啓発がうまくいかず悩んでいる人の中には、取り組みに対して完璧を目指している人がいます。

完璧を目指すとは、いくつか例を挙げると


・ 最初は学校や塾に通ってしっかりとした環境で学ばなければ
 ならないと思っている

・ 新しい取り組みを行なうことに対して、「今の自分には、
 まだ早い」と考えている

・ まとまったお金や時間が無ければならないと思っている

・ ビジネス書や育児書などを読んで勉強するときは、
 その本の最初から最後までをしっかりと読まなければ
 ならないと思っている

・ 本を読んだりセミナーに参加すると、できるだけたくさんの
 知識を得ようとする


といった思考に陥ってしまっている状態のことです。

例えば私は、本を読むときやセミナーを受講するときは「One concept only」を大切にしています。「One concept only」とは、

『これだけは学びたいということを一つだけ吸収し、あとは勇気を持って捨ててしまう』

という意味です。

本を読んでいると覚えておきたいことがたくさん出てきます。

しかし、それらを頑張って覚えても「いざ実践」となれば、たくさんのことは一度にはできません。それならば気軽に自己啓発を楽しみながら、一冊の本につき、一つ学びを得るくらいの気持ちでいたほうがよほど自分のためになります。

一冊一〇〇〇円の本を購入し、一〇〇〇円で学びを一つ手にする。その代わり、「これだけはやろう!」というものを一つだけ決め実践していきます。

そうやって、読書と実践を繰り返しながら、その本が本当にいい本だと思えたなら、同じ本を何回も読めばいいのです。その度に、学びが一つ増えていきます。同じ本を何度も読むと、理解も深まり読書の速度も上がるので、結果的にはプラスになります。

 

自己啓発本が役に立たない本当の理由|正しく血肉にする方法

 自己啓発本と聞くと、その印象は2つにわかれるようです。
10〜20代の若い方は、自己啓発本に対して、「やる気を出してくれて、元気にしてくれる本!」という印象があるようです。一方で、30代以降の方は、「たしかに良いことは書いてあるんだけど、実際のビジネスの現場ではあまり役に立たない本」というイメージを持っているようです。
なぜ、そのような印象の違いがあるのでしょうか? 私も、20代の頃は、自己啓発本に対して良いイメージを持っていました。ですが、今は役に立たないイメージに変わっています。
私自身、コンサルタントという職業柄、自己啓発本を含めて、ビジネス書を月に30冊は読んでいます。そして、のべ3000冊以上は読んできました。
そのうえで言えることは、ほとんどの人は自己啓発本の正しい「見つけ方」や「読み方」、そして「行動に移す方法」を知らない、ということです。

 

自己啓発がしんどくなる理由

 自己啓発にハマっている人がどういう行動を取るかというと、本やイベントにいくだけにとどまらず、自主的に勉強会を開催しはじめます。やたりメソッドに詳しくなるオタク通称「メソオタ」になってきます。周りにもいらっしゃいませんか、メソオタ。なんか頑張っているんだけど、ちょっと方向性を間違えている感じ。まぁ人に危害を加えないのであれば、「メソオタ」でも問題ありません。
しかし「メソオタ」には進化系があります。自分自身がメソッドを布教するエヴァンジェリストになる通称「メソエヴァ」に進化します。「メソエヴァ」になると、その道の専門家のような役割になってビジネスにもつながってきます。研修やコンサルティングを通じて「メソエヴァ」は信者をつくります。「メソエヴァ」と話していると、まるでメソッドを知らないだけでイケない気持ちになってきます。
ただし「メソエヴァ」には弱点があります。メソエヴァは自己啓発本などから影響をうけているだけですから、頭ではなんとなく理解していても、身体では理解していないので「自分の言葉」で話せすことができません。もし「メソエヴァ」にあってメソッドを強要されたら、「そのメソッドってなんですか。あなたの具体的な事例を教えてください。」と質問してみてください。多くの「メソエヴァ」は答えられず、成功している事業やサービスをメソッドに当てはめて説明しようとするでしょう。「たとえばポケモンGoはこのメソッドによってヒットしたんだ」というように。おそらくポケモンGoの担当者はそのメソッドを使って立ち上げはしていないと思いますが。
また「メソエヴァ」にはライバルがいます。同じようなメソッドを普及する「メソエヴァ」です。そのメソッドの教祖的な存在になれば、いろんな人に支持されるでしょう。しかし教祖は一人だけなのです。そのポジションをめぐって、あいつはメソッドを理解していないなど、これが真のメソッドなんだというメソッド論争がおきます。
もともと「より充実した生き方」、「より優れた人格」を目指していたはずなのに、気がつけば低次元な小競り合いや醜い感情が生まれている。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。理由は簡単です。目的と手段がすり変わったからでしょう。手段を目的化とすると陳腐化していきます。

 

自己啓発本"を読んでも啓発されない人々

 1989年に発行されたスティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』(キングベアー出版)は「自己啓発本」の名著のひとつです。販売部数はマンガ版を含めると国内で200万部近く。私も愛読者のひとりで、同書の1つの言葉を座右の銘にしています。
「生まれる前より、より良い世界にしてこの世を去る」
余韻のある言葉です。とても良質な本ですし、これほど普遍的・本質的な人生成功哲学本はありません。ただ、同書は500ページ以上あるので、最後まで読み切ったという人は案外少ないかもしれません。また、実際に「習慣化できた」という人はどれほどいるでしょうか。
今回は習慣化コンサルタントとして、なぜ、7つの習慣が習慣化できないのか? というテーマで考察してみたいと思います。