小さいことを気にする原因と、小さいことを気にしなくなる方法

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小さなことをあれこれと気にして、すぐ不安になったり、後悔をしたり、落ち込んだりというのは、本当にしんどいですよね。


でもなぜ、自分でもそんなに小さなことを気にする必要はないと分かっているし、気にしないようにしようと思っているのに、気にしてしまうと思われますか?

 

私たちは普段、自分の頭(顕在意識)であれこれと一生懸命に考えているつもりでも、大抵の場合には、無意識の内に、自分の潜在意識の中に蓄積されているイメージに沿ったものの考え方をしています。

 

ですから、潜在意識の中に肯定的なプラスのイメージがたくさん蓄積されている人は、無意識の内に、そのプラスのイメージに沿ったポジティブな考え方(プラス思考)をすることが出来ますが、

潜在意識の中に否定的なマイナスのイメージがたくさん蓄積されている人は、無意識の内に、そのマイナスのイメージに沿ったネガティブな考え方(マイナス思考)をしてしまいます。

 

これは誰もが持っている考え方の癖で、自分の中に染みついていますから、ちょっと変えたいと思って、簡単に変えられるものではありません。

 

自己啓発書を読んだり、セミナーに参加したり、カウンセリングを受けたりした時には、すごく前向きな気持ちになれるけど、少し時間が経つと、簡単に元に戻ってしまうのは、ネガティブな考え方の癖(マイナス思考)は何も改善されていないからです。

 

本当に小さいことを気にすること(ネガティブな考え方)をやめようと思えば、自分の潜在意識の中にプラスのイメージをたくさん蓄積させて、無意識の内に自然とポジティブな考え方(プラス思考)をするようになることが必要です。

 

自分で自分の潜在意識の中にプラスのイメージをたくさん蓄積させるというのは、かなり大変なことですが、簡単にそれが出来る独特なトレーニングがあります。

 

ほとんどの方が、最初は半信半疑なくらい簡単な方法ですが、でもこの方法が非常に効果的で、多くの方が内面から自分を変えています。

 

プラス思考トレーニング(自己肯定感向上トレーニング)

 

潜在意識の中にプラスのイメージをしっりと蓄積させることで、ただプラス思考をするようになるというだけでなく、自己肯定感を高めて、自分に自信をつけることが出来るトレーニングです。

 

 

小さなことを気にする性格だと本当に生きづらい

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・朝、目が覚めた時に少し体がだるいだけで、これは大きな病気ではないかと不安になってしまう。

 

・相手が少し不機嫌そうなだけで、自分が気に障ることを言ったのかと心配になってしまう。

 

・人にどう思われるかばかりを気にして、自分の思い通りに行動できない。

 

・朝、身だしなみを整えた時、化粧や髪型がなんとなくいつもと少し違う感じがすると、それがものすごく気になって仕方ない。

 

・仕事での些細なミスを指摘された時には、次から気をつければいいだけなのに、まるで自分そのものが否定されたように受け止めて、ひどく落ち込んでしまう。

 

・後ろの方から笑い声が聞こえてきただけで、自分が笑われているのではないかと思ってしまう。

 

・幼稚園でママ友が他の人と楽しそうに話しているのを見ると、自分が嫌われたのではないかとか、私と話をしてもつまらないのではないかとか、変に悪く考えてしまう。

  

・いつもより少し派手な服や靴を身につけただけで、周りの人からどう思われているかが気になって仕方ない。

 

・人と会話をした後で、変なことやまずいことを言わなかっただろうかと、いちいち気にしてしまう。

 

小さいことを気にする性格だと、いつも何かを不安に思ったりして、ストレスを感じながら生きていくことになるから、本当にしんどい思いをすることになってしまいます。

 

 

なぜ、潜在意識の中にマイナスのイメージが蓄積されてしまったのか?

最初にお話ししましたように、小さなことを気にしてしまうのは、潜在意識の中にマイナスのイメージがたくさん蓄積されているために、無意識の内に自然とネガティブな考え方(マイナス思考)しまうからですが、でもなぜ、潜在意識の中にマイナスのイメージがたくさん蓄積されてしまったと思われますか?


一番大きな原因は、幼少期に、ありのままの自分をしっかりと受け入れてもらえなかったということにあります。


幼少期に、無条件の愛で、ありのままの自分をしっかりと受け入れてもえらえた人は、「ありのままの自分でいいんだ」「私は価値のある存在なんだ」という意識を持てるようになり、潜在意識の中には、肯定的なプラスのイメージがたくさん蓄積されます。


そして、無意識の内に自然とプラス思考をするようになります。

 

でも、それが十分でなかった人は、「ありのままの自分ではいけないんだ(いい子にしていないと愛されない)」「自分はダメなんだ」という意識を持つようになって、潜在意識の中には、否定的なマイナスのイメージがたくさん蓄積されてしまいます。


そして、無意識の内に自然とマイナス思考をするようになってしまいます。

 

幼い時期に身についた性格やものの考え方というのは、本当に変わりにくいもので、大抵の人が、それを増幅させながら成長していきます。


でも、大人になってからでも、自分で自分の潜在意識の中にプラスのイメージを蓄積させることで、ネガティブな「考え方の癖」を、ポジティブな「考え方の癖」に変えて、無意識の内に自然とプラス思考をするようになることが出来ます。

 

 

潜在意識の中にプラスのイメージを蓄積させる方法

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自分の潜在意識の中にプラスのイメージを蓄積させる方法は、最初にご紹介しましたトレーニング以外にもいろいろあります。

 

自分を褒める

自己肯定感が低い人は、幼少期に、自分を否定するようなネガティブな言葉を多く聞かされて育ったことが原因で、自己肯定感が低くなってしまっています。

 

それを修正するために、自分で自分を褒めていくのです。

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誰かが自分のことを褒め続けてくれれば、潜在意識の中のプラスのイメージは、どんどん増えていきますが、それは現実的には難しいですから、自分で自分を褒めるのです。

 

でも、実行しようと頭で思っているだけでは、すぐに忘れてしまいますから、ノートを一冊準備して、これを「褒め日記」として、毎日自分を褒めることが書いていくようにするのがいいと思います。

 

どんなに小さなことでもいいですから、自分を褒めることを書き続けるのです。

 

最初は少し抵抗があるかもしれませんが、すぐに慣れますし、自分で自分を褒め続けることで、潜在意識の中のプラスのイメージは、確実に増えていきます。

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「褒め日記」と言っても、普通のノートを使って、メモ書きをする感じで、気楽に書いていけばいいだけです。

(真面目タイプの人は、きっちりやろうとし過ぎるから、すぐに続かなくなってしまいがちです。いい意味でのいい加減さを持って、取り組むことが大事です。)

 

 

できるだけポジティブな人と付き合う

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私たちは、自分で思っているよりも、自分の周りにいる人から大きな影響を受けています。

 

ネガティブな人と付き合っていると、どうしてもその影響で、潜在意識の中のマイナスのイメージが増えてしまいますから、考え方や行動がネガティブな方向に向かってしまいがちです。

 

逆に、自己肯定感が高くて、ポジティブな人と付き合っていると、いい影響を受けて、潜在意識の中のプラスのイメージが増えていきます。

 

付き合う人を変えるというのは、なかなか難しい面もありますが、潜在意識の中にプラスのイメージをたくさん蓄積させるためには、なるべくポジティブな人と付き合うようにしましょう。

 

 

完璧主義を捨てる

(完璧主義を捨てるというのは、潜在意識の中のプラスのイメージを増やすというより、マイナスのイメージを増やし続けることにストップをかけるということです。)

 

真面目タイプの人は、自覚があるかどうかは別にして、大抵の場合には、完璧主義な面を持っています。

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人が完璧であることなど絶対にないのですが、完璧主義だと、そのあり得ない完璧を基準にして人や物事を見るから、ものの見方がものすごく否定的になり、考え方もとてもネガティブになってしまいがちです。

 

それによって、潜在意識の中のマイナスのイメージをどんどん増やすことになってしまいます。

 

真面目タイプの人は、自分にそういった面があることを頭の中に入れておいて、完璧を求めて否定的になってしまっていないかを自問するようにしましょう。

 

完璧を求めて、自分に厳しくなりすぎていることに気付いた時には、出来ていない面ではなく、出来ている面に目を向け、自分にOKを出してあげましょう。  

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小さな成功体験を積み重ねる

大きなことを成し遂げれば、とても大きな自信になりますが、でも大きなことを成し遂げるということは、なかなか大変ですよね。

 

小さなことでもちゃんとやり遂げれば、小さな自信がつきますし、同時に、潜在意識の中にはプラスのイメージが蓄積されます。

 

比較的簡単に達成できそうな目標を常に持つようにして、それを達成することによって小さな自信をつけることを繰り返して、潜在意識の中のプラスのイメージを少しずつ増やしていきましょう。

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小さなことを達成した時に、「こんなのは出来て当たり前」とか、「こんなことぐらいで・・」などと言うのは、絶対にNGです。

 

どんなに小さな目標でも、それを達成した時には、自分をたくさん褒めてあげましょう。

 

そうすれば、潜在意識の中のプラスのイメージがどんどん増えていきます。

 

 

ネガティブな口癖を、ポジティブな口癖に変える

自分の口癖に、どんなものがあるかを、少し考えてみましょう。

 

口癖には、無意識の内に自分の内面が出て来ています。

 

そして、その口癖が、その言葉通りの自分の内面を、さらに強化するということになります。

 

「私、心配性だから」といった口癖は、自分で自分の心配性を強化しているようなものです。

 

ネガティブな口癖を繰り返すことで、潜在意識の中には、マイナスのイメージが蓄積されていきます。

 

ネガティブな口癖を持っている人は、それをポジティブな口癖に変えることが大事です。

 

口癖と言うのは、自分の中に染みついていますから、ちょっと変えたいと思って、パッと変えられるものではありません。

 

自分の口癖にしたいポジティブな言葉を、紙に書いて目につく所に貼っておくとか、マジックやボールペンで手に書いておくとか、携帯の待ち受け画面に表示させるとか、常にその言葉を意識できるように工夫して、ポジティブな口癖を身につけていきましょう。(そういった工夫を何もしないで、頭の中で思うだけでは、簡単に忘れてしまって、何も変わりません)

 

ネガティブな口癖を、ポジティブな口癖に変えて、潜在意識の中のプラスのイメージをどんどん増やしていきましょう。

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アファメーションの言葉を言い続ける

 アファメーションとは、肯定的な自己宣言のことです。

 

・私は自分に自信がある

 

・私は楽天的だ

 

・私は明るくて大らかな性格だ

 

・私は切り替えが早い

 

・私はポジティブだ

 

・私はとても優しい

 

・私は元気だ

 

・毎日がとても楽しい

 

自分がこうなりたいといったことを、肯定的な言葉を使って、肯定的に表現してください。

 

肯定的な言葉を使って、肯定的な表現にするというのは、「私の病気が治る」ではなく、「私は元気だ」といった感じのいい方にするということです。

 

そして、それがすでに実現しているような言い方にします。

 

「私は元気になる」ではなく、「私は元気だ」という表現にするということです。

 

少しくらい言っても何も変わりませんが、毎日言い続けていると、その言葉通りの自分に対する肯定的なイメージが潜在意識の中にしっかりと蓄積されます。 

   =====

 どの方法で取り組むにしても、潜在意識の中にプラスのイメージをたくさん蓄積させるためには、ある程度の時間がかかりますから、無理のないペースで、毎日少しずつ続けていくということが、すごく大事です。


続けることが苦手で、どうしても三日坊主になってしまうという方は、最初にご紹介させて頂きましたプラス思考トレーニング(自己肯定感向上トレーニング)を活用されるのもいいのではないかと思います。
(三日坊主の人でも楽に続けられる仕組みがあって、実際に多くの方がプラス思考をするようになっておられます)

 

どういった形で取り組まれるにしても、潜在意識の中にプラスのイメージをたくさん蓄積させて、無意識の内に自然とプラス思考をするようになり、小さなことを気にしないで、毎日を楽しく生きていきましょう。

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(参考サイト)

神経質からの脱却!細かいことを気にしなくなる10の方法!

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