早寝早起きで、人生を楽しくて充実したものにする


昔から「早起きは三文の得」と言われています。

 

俳優の哀川翔さんは、早起きのメリットはそんなもんじゃないということで、『早起きは「3億」の徳』という本を出されています。

 

そしてその中で、「俺はもう、これだけは声を大にしていえる。早起き生活に切り替えたら人生が変わる。まさに人生激変よ、ホントに。絶対にいい人生になるよ!」ということをおっしゃっています。

 

実際のところ、具体的にはどんな効果があるのでしょうか。

 

そして、どうすれば、早寝早起きを実践できるようになるのでしょうか。

 

その辺りのことを調べたり、考えたりしてみました。

 

 

 

早寝早起きの効果、メリット

・生活のリズムが整う
朝日を浴びることで、体内時計が調整され、体調も、生活のリズムもよくなる。

 

・気持ちにゆとりを持って1日をスタートできる
ギリギリまで寝ていると、大急ぎで会社や学校へ行く準備をすることになるが、これは結構心を消耗するし、優しさを奪ってしまう。自分の前をゆっくりと歩いている人がいるだけで、イライラしたり、腹を立てたりすることになる。

 

・睡眠の質がよくなる
同じ長さの睡眠時間でも、寝る時間帯によって、疲労の回復度などは、結構違ってくる。
夜22時から午前2時までの4時間が、睡眠のゴールデンタイムと言われていて、この時間に成長ホルモンがたくさん出るから、疲労が回復しやすいし、肌もきれいになると言われる。
私の感覚で言えば、翌日の疲労の回復度合いは、22時に寝ても、23時に寝ても、あまり変わらないような気がするが、22時や23時に寝るのに比べて、午前1時くらいに寝た時は疲れが抜けにくい気がする。

 

・朝日を浴びるとセロトニンという神経伝達物質が分泌される。
セロトニンというのは、心の安定に欠かすことができない体内物質だけど、朝日を浴びることで、セロトニンが分泌される。
また、大きな呼吸をすることでも、セロトニンが分泌されることが知られているから、朝日を浴びながら深呼吸をすればば、心の状態がすごく良くなる。

 

・ゆっくり朝食を食べられるから、消化がよくなる。
時間がなくて、かき込むように朝食を食べると、消化によくない。
朝食は食べないという人も結構いるが、成長期の子どもの場合は絶対によくないと思う。

 

・何をやるにしても、夜寝る前の時間に比べて、朝起きた時の時間の方が、はるかに密度が濃い。
早起きをして何かをやった経験がある人なら、感覚的にはっきりと分かると思うけれど、朝一番の時間というのは、頭も心も身体もリフレッシュしてすっきりしているから、すごく集中できて密度が濃くなる。
おまけに、邪魔をされない時間だから、大事なことや自分がやりたいことを能率よくやれる。

 

 


早寝早起きのコツ

・パソコンやスマホやテレビを寝る直前まで見ない。部屋も暗めの方がいい。

 

・日中や夕方に軽い散歩をする。

 

・寝る前の二時間くらいは、何も食べない。

 

・夜、手や足を軽くマッサージすると、すごく心地よくなって、寝つきが良くなる。

 

・日中しっかり活動すると、心地よい疲れとともに、夜は早めに眠気が来て、ぐっすりと熟睡できる。

 

・瞑想をしたり、リラックスできる音楽を聴いたりして、寝る前に心をいい状態にする。
 瞑想はすごくいい。個人的は一押し。 

 

・朝やることを決めておく。これはとても大事だ。
 健康のために早起きをするという理由だけでは、続かなくなってしまう。

 

 ・目が覚めたら、顔を洗って、服を着て、身体を軽く動かす。 これをルーティンにして一気にやれば、すごくスッキリする。 

 

 

 

 私は実際に早起きを続けていますが、すごくいいです。

 

朝の時間は集中力が半端ではないです。

 

あっという間に時間が経ってしまう感じで、何をやってもすごくはかどります。

 

昔は私も夜型で、たまに朝早く起きてみても、ボーッとしている感じだったのですが、慣れの問題だったんですね。

 

朝起きたら、すぐ顔を洗って、服を着替えて、軽くストレッチと呼吸法をやるのですが、これでものすごくスッキリして、やる気満々のいい状態になります。

 

夜型と朝型の両方を経験して思うのは、間違いなく、朝型の方が生活の質が向上するし、楽しくなります。

 

夜型だという人も、早寝早起きを始めて、自分の生活を快適にしてみませんか。